こんにちは、藤鷹ですm(_ _)m
今回は熱中症について書いていきたいと思います。
正直なところ熱中症の事を知ってはいるものの、甘く見てる人が多いように感じています。
熱中症はとても危険な病気であり、年間で何人もの方が命を落としています。
この記事を見て少しでも熱中症について理解していただけたら幸いです。
ミニバスプレイヤーは熱中症になりやすい⁉
ミニバスプレイヤーにとって、6月の初めから9月の終わり頃までは特に熱中症になりやすい時期となります。
要因として挙げられるのは
- 小学生はまだ体温調節が未熟で、汗の量が少ない。
(体の熱が逃げない、こもりやすい) - 体育館では熱がこもりやすい。とにかく暑い。
(体感温度が高く風も通りにくい) - 水分・塩分の不足。脱水症状。
(練習中に水分補給しずらい環境)
熱中症の症状と応急処置
そもそも熱中症とは
暑い環境で生じる健康障害で
『熱失神』『熱けいれん』『熱疲労』『熱射病』
の4つに分類されていて、その総称を熱中症といいます。
熱中症の症状
軽~中度
- 手足のしびれ
- めまい・立ち眩み・気分が悪い
- 筋肉のこむら返り(足や腹筋などがつる)
- 頭痛
- 吐き気
- 倦怠感(体がだるい)
- 意識が何となくおかしい
重度
- 意識がない
- 体が痙攣する
- 呼びかけに反応できない
- 体温がとても高い
熱中症の応急処置
熱中症の症状が出た場合は、とにかくすぐに体を冷やす事と水分・塩分補給をする事が重要です。
重度の症状が出ている場合は応急処置をしつつ、すぐに救急車を呼びましょう。
具体的な応急処置の仕方は
- できるだけ涼しい場所(日陰や風通りの良い場所)に避難させる。
- 水分・塩分の補給をする。
- 衣服の締め付けを緩める。厚着であれば脱がせる。
- 体の冷却。
(氷のうや、冷やしたタオルなどを、頭・首・わきの下・足の付け根に当てる)
この状態で休んでいればある程度回復はすると思います。
が、
軽~中度の症状であっても応急処置を行っても回復しない場合は
すぐに救急車を呼びましょう。
熱中症対策と予防
水分・塩分をこまめに補給する
ただの水では塩分の補給ができないので、スポーツドリンクがおすすめです。
塩分の入った飴をなめるのも効果的。
すぐに飲めるように近くに飲み物を置いておき、のどが渇いたと感じる前にこまめに補給しましょう。
体育館の気温・湿度を気にする
体育館は直射日光は防げますが、熱気や湿度がこもりやすいです。
可能な範囲で窓や扉を開けて通気性を良くしたり、大型の扇風機か送風機をおいて空気を循環させるのも良いです。
可能な範囲で窓や扉を開けて通気性を良くしたり、大型の扇風機か送風機をおいて空気を循環させるのも良いです。
温度・湿度系を置いて体育館の状態を気にするようにしましょう。
衣服の選び方
厚着せずに通気性の良いものを着て暑さを調節するようにする。
暑いからと下着を着ない子も多いですが、吸水性・速乾性に優れた下着を着ることで、汗の蒸発がしやすく、体の熱も逃げやすくなります。
体調管理
普段の生活から体調管理を心掛け、しっかりとした睡眠やバランスのとれた食事を取り、熱中症になりにくい体づくりをしましょう。
通気性や吸水性の良い寝具をつかったり、エアコンや扇風機を適度に使って睡眠環境を整え、日々しっかりと睡眠をとることで翌日の熱中症を予防できます。
こまめに休憩し無理はしない
絶対に無理はしないこと。
少しでも体がだるくなったりのどが渇いたりしたら涼しい場所で休憩する。
少しでも体がだるくなったりのどが渇いたりしたら涼しい場所で休憩する。
チームで体調の自己申告をしやすい環境を作ってあげましょう。
特に小学生には、みんなが練習してるのに自分だけ休憩できないと言う罪悪感から体調不良を言い出せない子がいます。
互いに注意しあう
保護者は子供たちを、子供たちは子供同士で、お互いに顔色や様子を注意して見てあげましょう。
顔色が悪かったり辛そうな子には積極的に声を掛けてあげ、水分補給や休憩をさせましょう。
顔色が悪かったり辛そうな子には積極的に声を掛けてあげ、水分補給や休憩をさせましょう。
夢中になっていたり、集中していると休憩が足りなかったり自分では気付かないこともあります。
チームとしてみんなで熱中症を予防しましょう。
最後に
この時期は本当に熱中症になりやすいです。
夏休みもありますし、練習や試合や大会も普段より多くなってくると思います。
卒業生にとっては最後の夏になります。
ミニバスの性質上軽めの症状は出やすくなるとは思いますが、症状が出た時の迅速な対応やしっかりと予防・対策をする事で大事には至らないと思います。
個人・チームとして熱中症に対しての理解をし、意識して楽しいミニバスライフを送りましょう。
コメント